真夏の樹木園は、朝から夕方までセミの大合唱です。特にも昼休みに園内を歩くと、ニイニイゼミとツクツクボウシが二大勢力。どちらも負けじと大きな声で鳴いています。盛岡辺りではセミと言えばアブラゼミが主流でしたが、今では少数派となっています。
ツクツクボウシは、透明感のあるよく冷えた炭酸飲料を彷彿させる爽やかな鳴声でツクツクホーシシワシワシーと大合唱しています。その大きさは頭胴長で5センチ程度。透明な翅、黒っぽい色の小型のセミです。樹皮と似た体色であり、なかなか見つからないですが、鳴き声の方向の幹にやっとその姿を見つけてカメラを向けると素早く飛び去ります。これは不思議です。虫取り少年には少々捕獲がむずかしいセミかもしれませんね。最後にやっと撮れました。
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ツクツクボウシ(写真-1)
平成27年7月撮影 (撮影者:AKZ) |
ツクツクボウシ(写真-2)
平成27年7月撮影 (撮影者:AKZ) |
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ツクツクボウシ(写真-3)
平成27年7月撮影 (撮影者:AKZ) |
ツクツクボウシ(写真-4)
平成27年7月撮影 (撮影者:AKZ) |