樹木園の西側には、様々な針葉樹が植栽されています。その中に北海道の針葉樹を代表するトドマツがあります。材色が白く加工しやすいことから、住宅用の建材や家具材等に利用されており、また、その樹形の美しさからクリスマスツリーにも利用されているようです。
この木の特徴の一つとして樹皮に「脂袋(ヤニ袋)」という樹脂を蓄える構造があり、1,2センチの丸い膨らみです。指でその部分を押し込むと心地よく反発します。氷点下の中ですが、強く押すと緑っぽい半透明な「ヤニ」がじわーと飛び出ました。指先が「べたべた」しましたが、さわやかな森の香りがあたりに広がりました。
![todomatu_1](img2015/todomatu_1.JPG) |
![todomatu_2](img2015/todomatu_2.JPG) |
![""](img/button4.GIF) トドマツ(ヤニ袋潰した状況)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
![""](img/button4.GIF) トドマツ(ヤニ)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
![todomatu_3](img2015/todomatu_3.JPG) |
![todomatu_4](img2015/todomatu_4.JPG) |
![""](img/button4.GIF) トドマツ(樹皮、枝)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
![""](img/button4.GIF) トドマツ(樹形)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |