今年は積雪が少なく、樹木園の中にも、大きな木の下では積雪がない場所もあります。散策していると数十羽の鳥が一斉に飛び立ち、近くの小枝にとまりました。しばらく見ていると、また地面に舞い降り、落葉をひっくり返し、木の実等をついばんでる鳥がいました。スズメより二回り大きく(19センチ)、嘴がしっかりして、尾が短い「シメ」です。オスは目のあたりから嘴の下まで黒く、体色がしっかりとした褐色黄土系の色彩であり、メスは、目のまわりはそれほど黒くなく、オスに比べ淡い色合いです。羽毛が緻密なのか、きれいにコーティングされているかのようです。強力な嘴で、「ばりばり」と木の実を食べていました。近くでは、同じ木の実が好物のカケスがギャーギャーと鳴いていました。
|
|
シメ・オス(写真-1)
平成28年2月撮影 (撮影者:AKZ) |
シメ・オス(写真-2)
平成28年2月撮影 (撮影者:AKZ) |
|
|
シメ・メス(写真-3)
平成28年2月撮影 (撮影者:AKZ)
|
シメ・メス(写真-4)
平成28年2月撮影 (撮影者:AKZ) |