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オオアカゲラ(平成26年8月28日更新)

樹木園の周辺でも松くい虫によるマツ枯れが発生しています。現在、その被害の先端は盛岡市北部となっています。
何十年もかかって育ってきた立派なマツの木もこのマツ材線虫病にかかると一年程度で枯れてしまいます。
ここ周辺の山林には、松くい虫の被害の拡大を防除する日の丸航空防除隊とでも呼びたくなるキツツキの仲間の「オオアカゲラ」が暮らしています。
頭のてっぺんに赤い帽子を被ったような彼らはカミキリムシの天敵の一つで、枯れたマツ等の木の中にいるカミキリ虫の幼虫等を積極的に捕食し、
松枯れの原因の松くい虫を運ぶマツノマダラカミキリの幼虫も好んで採餌します。
私たちもオオアカゲラ共々、松くい虫防除に一層頑張って、郷土を代表する「ナンブアカマツ」を守りましょう。

あかげら1 あかげら2
""オオアカゲラ(写真-1)
平成26年7月22日撮影 (撮影者:AKZ)
""オオアカゲラ(写真-2)
平成26年7月22日撮影 (撮影者:AKZ)
あかげら3 あかげら4
""オオアカゲラ(写真-3)
平成26年7月22日撮影 (撮影者:AKZ)
""オオアカゲラ(写真-4)
平成26年7月22日撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター