6月、樹木園に近接する林縁に白く可憐でいい香りのバラの花がたくさん咲きます。この植物はノイバラといい、つる性のバラの野生種できれいな花を房状に咲かせますが、山林作業では手足にトゲが絡みつき、やっかいもののツルです。一方、様々なバラの品種改良にも利用される貴重な種になっていうようです。
今の季節には小豆大の赤い実をつけます。種子を運んでもらうために生き物たちにアピールしているようです。期待して鳥になった気分で口に入れてみると、タネが実のほとんど占め、酸っぱくて美味くありませんでした。残念。
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ノイバラ(写真-1)
平成26年6月上旬撮影 (撮影者:AKZ) |
ノイバラ(写真-2)
平成26年6月上旬撮影 (撮影者:AKZ) |
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ノイバラ(写真-3)
平成26年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
ノイバラ(写真-4)
平成26年9月撮影 (撮影者:AKZ) |