9月に入り、朝晩肌寒く感じられる季節になりました。樹木園の傍らの茂みでは、腹部に黄色と黒のストライプが目立つ少し大きめの「ナガコガネグモ」が観察できます。
クモが嫌いな方も多いと思いますが、害虫を捕獲してくれる益虫として扱われている地域もあるようです。いつも逆さまにクモの巣の真ん中にいるのはメスで、これからの産卵に向け、栄養を摂取する必要があり、真剣に獲物を待っています。一方、メスに比べ、オスは小さく、か細く地味な色合いで、巣のはじでちょこちょこしていますが、時が来れば命を繋ぐために命懸けでその役割を果たすそうです。
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ナガコガネグモ(写真-1)
平成27年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
ナガコガネグモ(写真-2)
平成27年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
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ナガコガネグモ(写真-3)
平成27年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
ナガコガネグモ(写真-4)
平成27年9月撮影 (撮影者:AKZ) |