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クジャクチョウ(平成27年6月25日更新)

 春の代表するきれいなタテハチョウの仲間として「クジャクチョウ」が挙げられます。ここ樹木園にも、早春に現れました。その赤い地の紺白等のまん丸い模様がクジャクの羽の模様に似ていることからこの名がついたようです。学名〔亜種名〕の一部には、その鮮やかな紋様からgeisha(芸者)という名前がついており、チョウの仲間では「芸者」と学名が付くのはこのチョウだけなそうです。
 北方系のチョウですが、春先にサクラの花で羽を広げている姿は艶やかに美しく映えるチョウです。一方、羽をたたむと裏側は黒色で、表側と裏側とで明暗がはっきりと分かれています。

""クジャクチョウ(写真-1)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)
""クジャクチョウ(写真-2)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)
""クジャクチョウ(写真-3)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)
""クジャクチョウ(写真-4)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター