クロアゲハ (アゲハチョウ科) 平成30年6月14日更新
樹木園の林縁にタニウツギの桃色の花が盛んと咲いています。花を眺めているとそこに突然大き目な黒いアゲハチョウが吸蜜しに飛んできました。最初はカラスアゲハと思いましたが全体的に黒く、上翅の裏側が白っぽい地に黒のライン、下羽の橙色の模様があることから「クロアゲハ」であることがわかりました。
岩手県が北限となっているチョウで、ミカン科の植物を食性としており、ここ煙山ではこれまで見かけることがありませんでした。
樹木園にもカラタチやサンショウ等ミカン科の植物が生育していますので、これから幼虫探しをやってみましょう。
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クロアゲハ(写真-1)
平成30年5月下旬撮影 (撮影者:AKZ) |
クロアゲハ(写真-2)
平成30年5月下旬撮影 (撮影者:AKZ) |
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