古来、和紙の原料として利用されてきたクワ科の落葉低木です。野生種はヒメコウゾとして分類されていることもあるようです。この樹木は樹木園傍の水路際に自生していました。この時期、1センチ程の橙色のつぶつぶで出来たきれいな実を付けます。その実は桑の実と同様に食べることができます。食べてみると、その味は、とても甘く、ほんのり地の風味です。ただ種や花柱など口に残るところが気になりました。
和紙の産地として岩手では成島和紙がありますが、その原料としてもコウゾが使用されているとのことです。和紙の原料はもとより、果実としても何か利用法があるか考えてみましょう。
|
|
コウゾ(写真-1)
平成28年7月撮影 (撮影者:AKZ) |
コウゾ(写真-2)
平成28年7月撮影 (撮影者:AKZ) |
|
|
コウゾ(写真-3)
平成28年7月撮影 (撮影者:AKZ)
|
コウゾ(写真-4)
平成28年7月撮影 (撮影者:AKZ) |