早春の候、樹木園内を散歩していると、ときおり木を叩く音が聞こえました。
音のするほうへ静かに近づくと、コゲラが一生懸命に立木の枯れ枝に巣作りをしていました。
コゲラは樹木に寄生する昆虫等を食べる日本では最も小さいキツツキの仲間です。樹木園を守っている生き物の一つです。
数日後、その木には立派な丸い穴が完成しておりました。しばらく観察していると中から顔を出し、こちらを警戒しています。
中では抱卵しているのでしょう。驚かせないよう静かにその場を立ち去りました。
樹木の葉が生い茂る頃、その姿はそこにはありませんでした。コゲラの子供たちは無事に巣立ちしたことでしょう。
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コゲラ(写真-1)
平成26年4月14日撮影 (撮影者:AKZ) |
コゲラ(写真-2)
平成26年4月14日撮影 (撮影者:AKZ) |
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コゲラ(写真-3)
平成26年4月14日撮影 (撮影者:AKZ) |
コゲラ(写真-4)
平成26年5月7日撮影 (撮影者:AKZ) |
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コゲラ(写真-5)
平成26年5月7日撮影 (撮影者:AKZ)
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