10月も下旬となり、樹木園の木々は紅葉から落葉の時期になっていましたが、小春日和のお昼に黄色いチョウが樹木園の中を舞っていました。近くに行くと、草の茎にすぐに羽根を休めて止まります。黄色いチョウでその大きさから「モンキチョウ」と思い、近くによってみると羽根には「紋」は見当たりません。モンがないので「キチョウ」であることがわかりました。幼虫は、ハギ類やネムノキ等のマメ科の植物を食草としていて、北東北が北限となっているようで、今の時期観察できることは「貴重」です。成体で越冬することから、この個体も来春に向けて、越冬場所を探しているのでしょう。無事に冬を越えられるといいですね。
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キチョウ(写真-1)
平成27年10月撮影 (撮影者:AKZ) |
キチョウ(写真-2)
平成27年10月撮影 (撮影者:AKZ) |
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キチョウ(写真-3)
平成27年10月撮影 (撮影者:AKZ) |
キチョウ(写真-4)
平成27年10月撮影 (撮影者:AKZ) |