6月、樹木園に隣接するミズキなどの樹冠に沢山の白いチョウ?がひらひらと飛んでいました。とても優雅に飛翔し、しばし見とれていました。どんなチョウか近くで見ようと待っていても近くにはなかなか降りてきませんでした。数多くの白いチョウ?が休まず樹幹を飛び続けるその姿は魅惑的な光景でした。
ふと足元を見ると草むらに5センチ程のその白いチョウが降り立ちました。よく見ると翅のたたみかたがチョウではなくガの仲間です。真っ白な翅に脚の黄色が特徴の「キアシドクガ」でした。ドクガといっても毒は無く、優雅な飛翔する姿に比べ、まったく気の毒なネーミングです。集団で休まず飛び交う姿はパートナーを探し出すためかもしれませんね。
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この△の形はガの仲間(写真-1)
平成28年6月撮影 (撮影者:AKZ) |
交尾中のキアシドクガ(写真-2)
平成28年6月撮影 (撮影者:AKZ) |
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白い点が飛んでいる状況(写真-3)
平成28年6月撮影 (撮影者:AKZ)
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名前は危険ですが安心です(写真-4)
平成28年6月撮影 (撮影者:AKZ) |