9月、樹木園付近の芝の中から不思議な音が聞こえます。虫の音というよりどこかで工事をしているようなジーーーーーといった連続した音です。調べてみると、その音を出していたのは、「ケラ」でした。(「手のひらを太陽に」の歌詞「ミミズだっておけらだってアメンボだって」のオケラです。)
ケラは3p程で普段は人目に触れない土の中で暮らすコオロギの仲間ですが、8月、アスファルト路面を一生懸命歩いていたところに出くわしました。まだ成虫ではなかったですが、アリに襲われながら、なんとか芝の中に逃げ込んだところを観察できました。
手に取るとビロードのような手触りで、特にも腹部のぷよぷよ感がとてもいい感触です。
|
|
ケラ(写真-1)
平成28年8月上旬撮影 (撮影者:AKZ) |
ケラ(写真-2)
平成28年8月上旬撮影 (撮影者:AKZ) |
|
|
ケラ(写真-3)
平成28年8月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
|