樹木園の林縁の道を歩いていると黄緑色のマツボックリの形をした実が目の高さのススキに絡まり、秋風にゆらゆらと揺れている植物を見つけました。アサ科のつる性の植物の「カラハナソウ」です。
漢字では「唐花草」と書き、近縁種のセイヨウカラハナソウはビールの苦みの原料となるホップのことです。この原料となるのはこの雌花のマツボックリ部分で、別名「鞠花」(マリバナ)ともよばれており、ビールの製造になくてはならない植物です。
「カラハナソウ」を使った国産原料のビール作りをする企業が出てくるかもしれませんね。
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カラハナソウ
平成28年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
カラハナソウ
平成28年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
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カラハナソウ
平成28年9月撮影 (撮影者:AKZ) |
カラハナソウ
平成28年9月撮影 (撮影者:AKZ) |