先日、センターの窓ガラスに衝突し、脳震盪でも起こしたのでしょうか、ボーとしているヒヨドリを窓下で見つけました。
ヒヨドリは、樹木園の野鳥の中では、最も見かける種類の鳥の一つです。都市型の野鳥ともいわれておりますが、ここ樹木園でも年中観察できます。「ピーヨピーヨ」といつも大きな声で、複数で樹冠を移動しています。(名前の由来です。)
その飛行形態を観察してみると、数回羽ばたいた後滑空し、その繰り返しで移動しています。いわゆる波型飛行と言われている飛び方です。春はサクラの花の蜜に集まり、秋は木の実のなる木々に集まり、エサをついばみながらいつもにぎやかな声を響かせています。日本ではよく目にしますが、国外では、分布が少なく観察が難しい鳥なそうです。
ボーとしていたヒヨドリですが、しばらくすると元気になり、無口のまま静かに飛んでいきました。
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ぼーとしたヒヨドリ(写真-1)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
ヒヨドリ(写真-2)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
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鵯(写真-3)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ)
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元気なヒヨドリ(写真-4)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ) |