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  エゾユズリハ(ユズリハ科)  (平成29年2月16日更新)


 立春を過ぎても厳寒の樹木園内は、白い世界です。その中で緑の葉を勢いよく付けている木本植物があります。樹高は2メートル位濃い緑の長細い葉(10pから15p)で赤い葉柄が特徴的なエゾユズリハです。この植物は主に日本海側の積雪地帯に分布する常緑低木で、樹木園にも植栽されたものが生育しています。

名前の由来は、春になると新しい葉が古い葉をかきわけ次々に現れ、その後、古い葉が落ち、新しい葉となり永遠に美しい緑を保っていることから「譲る葉」ユズリハになったという説があります。
とにかく雪の中のエゾユズリハの葉は清々しく、逞しく、手に取ると、益々春への期待感が膨らみます。

 

""エゾユズリハ(写真-1)
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""エゾユズリハ(写真-2)
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""エゾユズリハ(写真-3)
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""エゾユズリハ(写真-4)
平成29年1月上旬撮影(撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター