樹木園の西側のドイツトウヒの樹冠部には、たくさんの球果(マツボックリ)を付けています。先日、この道を歩いていると、「エビフライ」と見間違うようなそっくりな物が雪の上に落ちていました。
あまりにも「エビフライ」に似ていることから持ち帰り調べてみると、この正体は、ニホンリスがドイツトウヒの球果の鱗片をはぎ取りながら、数ミリの小さい種子を食べた後のマツボックリの芯でした。
この場所は、夏にニホンリスと出会った同じ所でしたが、そこで「エビフライ」をいくつも見つけることができました。厳しいこの季節、一生懸命、種子等を食べながら冬を乗り越えようとしているニホンリスの姿が目に浮かびました。
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ドイツトウヒの球果(写真-1)
平成27年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
半分食べかけの球果(写真-2)
平成27年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
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全て食べた球果(写真-3)
平成27年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
エビフライ盛り付け(写真-4)
平成27年1月撮影 (撮影者:AKZ) |