樹木園に現れるキツツキの仲間は4種を確認しております。これまで紹介しました種類はコゲラ、アオゲラ、オオアカゲラですが、樹木園付近で観察できる頻度としては、コゲラが1番、アカゲラが2番、アオゲラが3番そしてオオアカゲラが4番といったところです。体の大きさの順番とその見かける頻度は一致しています。
キツツキの仲間を見つける方法としては、その鳴き声と木を突っつくドラミングの音が挙げられます。今回、背中の白い逆八の字が特徴のアカゲラがケッケッと鳴声と共に枯れ木に飛来し、エサとなる枯枝の中の昆虫を探していました。アカゲラは、マツ枯れの病原菌の運び屋であるマツノマダラカミキリの幼虫をよく捕食することから、マツを守る天敵生物として貴重な鳥です。がんばれアカゲラ!
|
|
アカゲラ・メス(写真-1)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
アカゲラ・メス(写真-2)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
|
|
アカゲラ・メス(写真-3)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ) |
アカゲラ・メス(写真-4)
平成28年1月撮影 (撮影者:AKZ)
|