岩手県林業技術センター


平成20年度林業技術センター外部評価会議の実施結果について

 1 目的

 成果を重視した効果的・効率的な試験研究の推進を図るため、試験研究課題の選定から試験研究終了後の成果の普及に至るプロセスに関して、県の組織に属さない外部有識者等を評価者とする外部評価を受ける。

 2 評価会議の開催日時及び場所

 (1)開催日時   平成20年10月22日(水曜日)午後 13時30分〜16時30分
 (2)開催場所   岩手県林業技術センター 大講義室

 3 評価会議委員

 次の委員を所長が委嘱し、その任期は2年とする。

所 属 等
氏  名
岩手大学農学部教授
岡田 秀二氏
森林総合研究所東北支所長
藤田 和幸氏
森林総合研究所
林木育種センター東北育種場長
山崎 政美氏
釜石地方森林組合代表理事組合長
曾根 哲夫氏
岩手県木材青壮年協議会会長
嶋   利幸氏
建築士会
土屋  靜子氏

 

 4 各課題に対する総括評価結果(評価シートによる評価)

課題名
総括評価※
総括評価に関するコメント
「スギ材の天然乾燥と人工乾燥を併用した低コスト乾燥技術の開発」
新規
A:4
B:2
・高レベルな木材乾燥技術の開発であり、技術的にかなり進んだところまで追求している。
・産業振興に不可欠な取り組みであるので、是非成功させてほしい。
・乾燥システムの通年での稼動によりコスト低減が期待される。
「マツタケ増産技術の開発と実証」

新規

A:1
B:3
C:1
・岩手県のアカマツ林の整備と地域における所得形成が期待される。
・研究から普及までの見通しを明確にすべきである。
・自然環境や気象条件等にもっと踏み込んだ研究となるよう期待する。
「被害先端地域における松くい虫の動態杷握と分布可能域の検証」
新規
A:2
B:4
・他試験研究機関との連携を図り、研究成果が多く出るように期待する。
・担当者が少ないことから、モデル地区としての重点化が必要ではないか。
・これまで膨大な時間と経費が投じられており、他の方法や視点を変えた防除対策を講じてはどうか。
「カラマツ高齢林の施業に対応したシステム収穫表の開発」

新規

A:2
B:4
・今後の展開が期待されるよい研究課題である。
・当初から細かい調査ではなく、植林から成育状況のチェック程度から実施したらどうか。
・緊急性があっても短期間で活用できる成果を出すことは困難である。

「植栽密度を変えた省保育による低コスト育林技術に関する研究」

新規
B:3
C:1
・長期的な観点から、もう少し多くの試験地設定が望ましい。
・研究期間後の成果の見通しをより明確にすべきである。
・長期的に気象害や生物害などのリスクも含めた評価が必要で、枝打ちの有無も考慮する必要がある。
・カモシカ等の被害が甚大であることから、造林の方策を検討願いたい。

※ 書面による評価等を実施した委員もあったため、対象課題のうち2課題については、意見等のみ頂戴したこと。

 


 事前評価(新規)

  [A:重要な課題で優先的に取組む必要  B:有用な課題で早期に取組む必要
   C:解決すべき問題等があり検討必要]

 中間評価(継続)
  [A:十分な成果が期待、優先的に取組む必要  B:一定の成果が期待、早期
   に取組む必要  C:見通しに問題、計画再考]

 事後評価(終了)
  [A:目的を十分達成  B:目的をほぼ達成  C:目標未達成]