令和元年年6月13日 情報提供(文、写真)鈴木 清明
植物にとってはこの時期の雨は「雨露の恵み」として嬉しいことでしょうが、
登山者にとっては青空こそ最大の喜びです!
|
|
|
中沼登山口、本日の天候「A判定」7時既に30数台の車が駐車されていました。
姥石平に近づくに従いガスが流入し視界が遮られてしまいました。
多くの登山者の方々は花の背景が失われて失望するも、
時間の経過と共に視界が開けて、
今年の花の競演は広大な面積を占めているハクサンイチゲを中心にミヤマシオガマ、
ユキワリコザクラ、イワカガミの赤系にチングルマの白・黄系に勢いが観られています。
例年、黄系のミヤマキンバイが彩りを添えていましたが、今年は多くのミヤマキンバイはピークを過ぎていました。
姥石平から少し場所を移動しますと、ムシトリスミレ、ヒナザクラ、
ミヤマダイコンソウ、イワウメ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ハクサンチドリ、
フデリンドウ等が観られました。
登山道上でも、僅かずつ変化が観られてきました。
サンカヨウ、ツバメオモト、シラネアオイ、ウゴツクバネウツギ、ミツガシワ、
ヒロハユキザサ、ギンラン、ウラジロヨウラク、オオバミゾホウズキ、
ミヤマカラマツソウ、ツリバナ等々、50種類余の花が観られるようになりました。
|