令和元年年7月3日  情報提供(文、写真)鈴木 清明 
   

高山植物盗採防止合同パトロールに参加!


本日は令和元年高山植物盗採防止岩手・秋田合同パトロールに参加して来ました。

梅雨の時季の一時の晴れ間ということもあり、痺れを切らした多くの登山者で賑わっていました。





山頂での合同報告会

 

多くの登山者で賑わう山頂付近



ミツガシワ湿地帯に群生して咲く!



氷河期の生き残りとされている「ミツガシワ」


 岩手側では、登山道脇のギンランの盗採、刈り払いの結果登山者の踏込みによる道の確認、

規制ロープを越えての踏込み跡(多数の踏み跡)などが確認されました。

 植物の生存に対する脅威には、自然遷移、登山者の踏みつけ(踏み荒らし)、盗掘などがいわれています。

今観られている植物が何時の世までも存在出来るよう願っています!





マルバシモツケ新たに仲間入り!
 

 

新たに開花が観られたウサギギクです!



まだ多くの積雪量を残す大雪渓です!



焼石沼周辺黄色に見えました!



 本日観られました花は新たに、エゾアジサイ、クモキリソウ、アクシバ、ウサギギク、シナノキンバイ、ヒオウギアヤメ、モミジカラマツ、

マルバシモツケ等が加わり、シラネアオイ、ハクサンチドリ、リュウキンカ、ウラジロヨウラク、ツバメオモト、サンカヨウ、

ミツガシワ、イワイチョウ、
ハクサンイチゲ、ヒナザクラ、ムシトリスミレ、ミヤマキンポウゲ、ベニバナイチゴ、

アカモノ、ミヤマダイコンソウ、ヤグルマソウ、
ミヤマカラマツ、オオバミゾホウズキ、コバイケイソウ、ジガバチソウ、

ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、イワカガミ、オノエラン、リョウブ等々、55種の花々を確認出来ました!

また、モリアオガエルの卵やニホンカワトンボの姿も観られるようになってきました。

ホトトギス、キビタキ、ウソ、シジュウカラ、コルリ、ミソサザイ、ビンズイ等の囀りや姿も確認することが出来ました。

 




 
  
 「溢れる想い 」が花言葉のリョウブです!
 


いよいよ咲き出しましたヒオウギアヤメ!



今年もカワトンボが姿を見せました!
 



新たに塊が増えたモリアオガエルの卵です

 


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