令和元年8月6日 情報提供(文、写真) 小原 昭彦



                  栗駒山/須川岳  〜南谷真鈴さんと産沼コースを清掃登山〜



須川ビジターセンター前で     南谷真鈴さんがご挨拶

 
名残ヶ原の眺めを経て産沼コースへ
 
湿地に咲くイワショウブ


産沼コースから剣岳の眺望






七大陸最高峰日本人最年少登頂記録保持者の「南谷 真鈴(みなみやまりん)」さんが、須川岳に登頂しました。

南谷真鈴さんは、産沼コースの魅力を探る清掃登山と、翌7日の講演会「進む選択」のために、

一関市にお越しくださいました。





 



産沼.
 
9月下旬に真紅に染まる須川の紅葉

産沼コース(左)と東栗駒コース(右)

山頂には歓迎のしるし



今年は、多くの登山者から人気のあった須川コースが、高濃度の火山性ガス噴出で立入禁止となったことから、

須川高原への来訪者が減少している状況です。

しかし、これまで藪で見通しが悪く歩く人が少なかった産沼コースが刈り払い整備されて

歩きやすくなったことから、須川高原から産沼コースの魅力を確認しながら清掃登山が行われました。

当日は須川ビジターセンター前で開会式が行われ、数十名の参加者の前で南谷真鈴さんからご挨拶をいただき、

各自ゴミ袋やはさみなどを持ちながら産沼コースへ。

猛暑が続き高温での登山でしたが、ゼッタ沢や三途の川など清涼な水辺を渡渉し、

木陰と蒸散作用で涼しい樹林帯の中を産沼コースの魅力を感じながら山頂へ向かいました。

山頂では記念撮影やゴミ拾いなどで賑わい、マスコミ各社も取材するなど、久しぶりに栗駒山の華やかさを感じたところです。





 
ハナアブとミヤマアキノキリンソウ
 
御室の残雪と湿原には黄色いテント?
 
ウメバチソウ
 
 9月下旬がピークのナナカマドの紅葉


須川コース通行止め(岩手県HP)






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