平成30年11月3日 情報提供(文、写真) 小原 昭彦


須川岳/栗駒山 〜平泉駒形山からの大展望と須川高原〜


 
ドゾウ沢と産女川の 崩壊跡が見える栗駒山麓
 
胆沢平野を埋める 雲海と焼石連峰

平地では早朝、霧がかかっていたので、平泉の駒形山(大文字送り火の場所)展望台に登り、

北上平野に広がる雲海と奥羽山脈を展望してきました。(※写真1から3まで)

 

初冠雪が確認された栗駒山では、

国道342号(真湯〜須川間)が11月5日(月)正午から冬季通行止めになるため、

今年最後のチャンスと思い、9時過ぎに夜間交通規制が解除された須川高原へ向かいました。


 


宮城県側まで広がる 大雲海と栗駒山
 
須川高原も冬籠りの準備

一面銀世界の名残ヶ原

遠く早池峰山と 薬師岳もくっきり


積雪は10cmほどでしたが、高気圧に覆われ晴天で気温が上がり、

登山道はシャーベット状に溶け、ぐちゃぐちゃになっていました。

 

視界良好だった昭和湖まで防寒登山靴で臨みましたが、

むしろスパイク付き防寒長靴のほうが歩きやすかったかもしれません。


 
地獄谷では硫黄色の泥が
 
噴気が盛んな地獄谷
 
硫化水素臭の強い昭和湖
 
名残ヶ原の木道から須川岳


今シーズンも須川高原温泉や須川ビジターセンターには大変お世話になり感謝いたします。

 

なお黄葉が見ごろだった真湯付近は、まだまだ楽しめるようです。

 



 
焼石岳の手前には 険しい大薊山や桑原山塊
 
最後まで頑張っていた紅葉

切り立った秣岳の北東壁
 
真湯野営場付近の 黄葉が見頃でした






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