平成30年10月13日 情報提供(文、写真) 小原 昭彦


中腹の黄葉も終盤を迎えていた栗駒山 〜裏掛→笊森避難小屋→東栗駒コース〜


 
日の出前の五葉山
 
秋の御来光は徳仙丈山から

葉っぱが落ちても団体客などで大賑わいの栗駒山でした。

北上山地から登るご来光を拝んだあと、

いわかがみ平レストハウス前のポストに登山計画書を投函して、

折り畳み自転車で裏掛登山口(旧いこいの村くりこま)まで移動しました。

 

テニスコート跡から登山道に入り、

硫化水素臭のする新湯沢ドゾウ沢磐井川源流(産女川)を越え、

笊森避難小屋まで歩いてみました。

 

このコースはほとんど登山者に会わないものの、

混雑を避けて静かに歩きたい健脚の方に向いていると思います。

 

ただし日没が早まっているので、早立早着・充実装備の原則は忘れずに

 


 


温泉成分が沈着する新湯沢
 
ゴジュウカラもやってきました

僅かに残った黄色

赤はナナカマドの実だけ


綺麗に利用されている笊森避難小屋でしたが、

壁の経年劣化が進んできたのと、行き止まりの避難小屋なので

緊急時のエスケープルートが欲しいと感じました。

 

磐井川源流付近は藪が少なくなり、快適に歩けるようになりました。

刈り払い作業に感謝いたします。




 
ドゾウ沢崩落源頭(速やかに通過)
 
古い崩落箇所の痕跡
 
磐井川源流域
 
綺麗に利用されている 笊森避難小屋(笊森山荘)


栗駒の紅葉は例年9月20日前後から山頂直下の紅葉が始まり、

いわかがみ平付近は10月上旬にはほぼ終わってしまうようです。

 

「もう紅葉は終わっていた」という声も聞かれましたので、

来年はどうなるかわかりませんが、

参考にしていただけると幸いです。

 

 
通行禁止となっている 笊森(瑞山)コース方面
 
栗駒山を東栗駒山から望む

新湯沢の源流部も大人気







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