平成30年10月6日 情報提供(文、写真) 小原 昭彦


【紅葉だより】須川岳/栗駒山  〜大賑わいの須川コース〜


 
須川高原から西の日本海側は 秋晴れです
 
ゆげ山展望箇所から 名残ヶ原(なごりがはら)を一望

紅葉真っ盛りとのマスコミ報道が行われ、

10月最初の週末が「体育の日」を含む3連休となり、

更に台風25号が接近する前と相まって、

この時期渋滞必至の須川高原は例年以上に大賑わいでした。


 


 
この付近の黄葉は 定番の構図となりました
 
天狗岩もビックリの人・人・人

雲上の紅葉(中央コース)
 

66km離れた彼方に 秀麗な鳥海山(2,236m)


山頂直下の真紅の紅葉は9月下旬でほぼ終わり、

10月上旬は中腹の名残ヶ原(なごりがはら)や苔花台(たいかだい)あたりで

「黄葉」が最盛期となっていました。

 

登山道も団体客などで渋滞していましたが、ほぼ全域で水溜りや泥濘があり、

階段などが「ぬめり」で滑りやすくなっていますので、

特に下りでは転倒しないよう一歩一歩、フラットに踏みしめるように歩くなど慎重に。

 

須川高原から下の概ね標高1,000m以下では、ヤマセのような雲海が広く発達し、

太平洋側の平野を埋め尽くしていました。



 
焼石連峰と100km離れた 遥か彼方に岩手山(2,038m)
 
太平洋側は 雲海に埋め尽くされていました
 
80km離れた月山(1,984m)は 出羽三山信仰の主峰です
 
雲海と遠く鳥海山を望む 若い家族連れ
(承諾済み)


涼しい雲海の上は秋晴れに恵まれ風もなく気温も上がっていましたので、

時期外れの熱中症にもご注意を。

 

また、栗駒山は単独峰で風が強いため、体感気温が下がることもありますので、

レインウェアやダウンジャケットなどの防水防寒装備もお忘れなく。

 

なおカーブやアップダウンが連続し、擦れ違いも大変な国道342号は交通量が多くなり、

事故も発生していたようですので安全第一で慎重な運転を心がけましょう。

 



 
標高1,100mの須川高原から上は 暑いくらいでした
 
須川湖キャンプ場も シーズン終盤の賑わいです

午後特有のスポットライトを 浴びて輝くゼッタ沢出口

苔花台(たいかだい)の 黄葉が最高でした
 

真紅の次は 黄色が真っ盛り







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