平成30年9月23日　情報提供(文、写真)　小原　昭彦

舗装道路を歩くのを避けるため、須川高原に駐車して折りたたみ自転車にて

秣岳登山口まで移動しました。登山口から秣岳まではほぼ樹林帯に覆われた広い道ですが、

岩が露出している斜めのトラバースや急登もあります。


 

秣岳を越えると、天馬尾根と呼ばれる幅広な稜線の縦走に入ります。

ここには貴重なアオモリトドマツ（オオシラビソ）群落や草原、岩頭が有り、

ブナやカエデなどの広葉樹に覆われた栗駒の中では特異な景観を感じる事が出来ます。

しろがね草原を過ぎて紅葉が始まった御駒岳への登りは、

粘土質の登山道が深く掘れて歩きにくいので、滑らないようご注意願います。

展望岩頭からは、カルデラの龍泉ヶ原や須川湖、

真紅の紅葉が始まっている須川岳/栗駒山を眺めながら、快適な山歩きが楽しめました。

(承諾済)

 須川コースが合流する天狗平から山頂までは、大勢の登山者が訪れていました。

笹藪が生い茂って見通しが悪い場所もあるので、「狭い道　譲る心に　金メダル」の精神で、

日本一とも呼ばれる最高の紅葉を楽しみましょう。

下山後は駐車場が満杯で、路上駐車も多く見られました。

医療機関から遠く離れ、救急車もすぐに来られない場所なので、

交通事故にも注意して、ゆとりを持って行動したいものです。

山頂がゴールでは無く、無事に家に着くのが登山の最終目標だと思います。

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