平成30年12月22日 情報提供(文、写真) 岡野 治


大松倉山の霧氷

県内スキー場の多くはオープンしたものの、積雪は少ないようです。

網張スキー場の第2リフトが、1221日から運行を開始したとのことで、

22
日にスキー場(第2リフト終点)から大松倉山までテレマークスキーで歩いてきました。

 
大松倉山頂(正面に岩手山)
 
大松倉山東側から岩手山
 
大松倉山の山頂稜線 (右奥に三ツ石山)

大松倉山西側から三ツ石山

午前中は、山に厚い雲がかかっており、雪もチラついていたので、

ゲレンデで少し滑ってから山に入りました。

本日の第1目的地であった大松倉山東側の鞍部まで来ると、

天気は良く
なってきて、大松倉山頂付近の霧氷が綺麗に見えたので、

山頂まで足を延ばしましたが、山頂稜線にいると、さらに晴れ
てきて、

岩手山、三ツ石山が姿を現してくれました。



出発が遅かったので、大松倉山西側の三ツ石小屋下降点で引き返し、

三ツ石山の白い大斜面は、今回は眺めるだけでした。




№19プレート (積雪は最深時より3m近く少ない)
 (参考)雪面上の№19プレート (今年の2月1日撮影)



スキー場の積雪は50cmで、山に入っても積雪は少なく、稜線近くでも1m以下でした。

ツアーコースに付いているナンバー19のプレートは、最深時は雪に埋まってしまいますが、

今回は雪面から2m以上高い位置にありました。

コース上は笹や灌木が多数出ている上、小さな凹凸が多く、登り下りとも快適ではありませんでした。




 ウサギの足跡と食痕

ウサギの足跡、食痕が多く見みられましたが、雪面の高さが変わることで、

口が届く場所も変わり、ウサギにとっては、一気に積雪が増えるより、

徐々に増えた方がいいのかもしれません。

 

 
補充したピンクテープ目印


先行者の跡がありましたが、午前中は天気悪かったので、大松倉山手前で引き返したようです。

大松倉・三ツ石ツアーコースは、網張スキー場の双子林間コースの途中から分かれていますが、

分岐点にあったナンバー10のプレートは脱落し、見えなくなっているので、

コース入口を見逃さないよう注意必要です。(今回の先行者もコースを外れていました。)


分岐点などにピンクテープの目印を補充して付けてきました。

現在の雪面から2~3m高い箇所につけましたが、積雪次第では隠れてしまうかもしれません。

 なお、スキー場から山に入る場合は、スキー場で届出に記入してから入るようお願いします


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