平成30年12月11日 情報提供(文、写真) 岡野 治
早池峰山塊の西側に位置する鶏頭山(標高1,445m)は、
北西の季節風を直接受けて、冬季は綺麗な霧氷が見られます。
しかも、登山口の岳集落までは、冬季でも車で行けるので登り易いです。
ただし、この先積雪が増えると登るのが容易ではなくなるので、
積雪が少なく好天も期待できた11日に霧氷を見てきました。
天気予報では、午前中に晴れマークがあり、午後からは曇りとのことでしたが、
実際は逆で、午前中は雲が多かったものの、午後は青空が広がってきてくれました。
鶏頭山頂到着時の12時は、早池峰山や薬師岳は雲に隠れていましたが
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13時近くまで山頂で粘った結果、
幸運にも早池峰山や薬師岳に加えて岩手山も山頂まで現れてくれました。
(寒かったですが、鶏頭山は日が射していたので我慢できました。)
例年であれば、この時期の山頂の積雪は30〜50cmぐらいありますが、
今回は10cm足らずで、ラッセルの苦労はありませんでした。
雪は凍ってはいなかったものの、急斜面の雪面は滑るので、
ニセ鶏頭の直下から鶏頭山頂間は軽アイゼン付けて歩きました。
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平日だったので、出会った登山者は3名のみでしたが、
山腹では、シカの足跡が多数見られ、走り去るシカ3頭も見ました。
ほかにウサギなど小動物の足跡もついていましたが、
クマの足跡は見られませんでした。
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