令和元年8月24日 情報提供(文、写真) 鈴木 清明


秋の気配が……!





本日は七滝コースから大地獄谷辺りまで行ってみようと、登山口まで行きましたが、

生憎の雨により急遽変更して、八幡平アスピーテラインに向かいました。

アスピーテラインは曇っているものの雨はなく、途中の黒谷地湿原から入山してみました。

八幡平見返峠周辺から上方はガスに覆われていました。

13℃と肌寒くさえ感じられる気温でした。







 

池塘脇のモウセンゴケやイワイチョウ、   イワショウブが冬支度始まる!

 

展望台周辺の湿原に秋の気配を感じてきました!

 

エゾオヤマリンドウ彩りが美しくなってきました!


秋の気配を感じる背景に咲くアザミ!





 湿原はエゾオヤマリンドウやアザミの姿が多く観られ、

またモウセンゴケやノギラン、イワイチョウの葉の紅葉やヌマガヤなどの草紅葉が始まっていました。

タケシマラン、アカモノ、シラタマノキ、フタバラン、コバイケイソウ等々の

花が命のバトンが繋がるかのように、多くの植物が実生を付けている姿を観ることが出来ました。








 

秋の花ミソガワソウの群落が観られました!

 

登山道脇にウツボグサが彩りよく咲いていました!
 

アカモノもしっかり実生を確保していました!
 

シラタマノキの実生も観られました!



 今、観られます花には、ウメバチソウ、ヤマハハコグサ、シロバナトウウチソウ、

アキノキリンソウ、オクトリカブト、ミソガワソウ、クロバナヒキオコシ、

ネジバナ、ウツボグサ、エゾシオガマ等々が、融雪の遅かった地域では、

ニッコウキスゲやウサギギクが咲いていました。

午後の帰る頃には、青空も伺え、急変する天候や気温と合わせて、

秋の気配を感じた1日となりました。




 


キヌガサソウもしっかり実を養生しています!
 


モンローリップ(花苔)の実生です!
 


雪解け遅い所でウサギギクが咲いていました!





谷底でニッコウキスゲに遅い夏が……!
 



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