平成30年9月18日 情報提供(文、写真) 岡野 治
好天が期待された18日に、紅葉が始まっている八幡平の様子を見てきました。
雲が多めで時々日射しが遮られ、風も少しありましたが、日射しを受けた湿原では
黄金色に輝く草葉とチングルマなどの紅葉が楽しめました。
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見返峠駐車場から、鏡沼経由で山頂一周後、八幡沼湿原を巡って源太森まで往復しましたが、
源太森からは、アオモリトドマツの樹海の中の八幡沼や岩手山の展望が綺麗でした。
山頂一周で戻る散策者も多いですが、この時期に来られた方は、
時間をとって八幡沼湿原や源太森まで足を延ばすことがお薦めです。
(2〜3時間でゆっくり散策できます。)
湿原周囲の灌木帯では、ナナカマドやミネザクラ、ミネカエデの紅葉も始まっていますが、
気温高い日が多いので、色づきは鮮やかにはなっていません。
これから紅葉のピークを迎えますが、気温が下がって鮮やかな紅葉になることに期待です。
さすがにこの時期は咲いている花は僅かですが、
草紅葉の中で綺麗な青色が目立つエゾオヤマリンドウも見られました。
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雪融け時にはドラゴンアイとして、多数の訪問者で賑わっていた鏡沼は、
今回は平日でもあったので、静寂でした。登山口の見返峠では、旧レストハウスの撤去工事中でした。
老朽化していた建物が撤去されて、景観も良くなると期待されますが、
工事中は駐車場の一部が利用できないので、
紅葉シーズンの混雑時は、例年以上の渋滞が発生しそうです。
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