平成30年4月5日 情報提供(文、写真) 岡野 治
今冬は積雪が多かったものの、3月〜4月始めの高温・降雨で雪融けは一気に進んでいます。
国道46号を雫石から秋田に向かうと、正面に秋田駒ケ岳(横岳)の白い大斜面が臨めますが、
この斜面は条件が良ければ山スキーが楽しめる斜面です。
今回は2名だったので、車2台で行き、1台は国見温泉車道の入口に置いて、仙岩トンネルの入口まで行ってから、
国見温泉車道、横長根経由で大焼砂まで登り、白い大斜面の滑降を楽しんできました。
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天気、雪質の条件が良ければ秋駒山頂の一角にある横岳(標高1,583m)まで登る予定でしたが、
大焼砂とムーミン谷の分岐点(標高約1,380m)付近から上部は、強風により雪が消えてる箇所が多く、
雪が残っている箇所も固いアイスバーン状態で、スキーでは苦労を強いられ、
危険でもあると思われたので、標高約1,400m付近で引き返しました。
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仙岩トンネルの入口からかっての工事用道路を辿って国見温泉車道に上がり、
国見温泉の手前から右手の台地を通って、横長根に登りましたが、国見温泉近くのブナ林では多数のクマ棚が見られ、
前夜に降った雪のおかげで、この時期としては白い雪面上の樹影、綺麗な霧氷も楽しめました。
例年は凹凸が多い横長根の稜線部も、ほぼ平坦で、スキーで歩き易かったです。
田沢湖は見えていたものの灰色の水面で、和賀岳や岩手山は霞んで見えました。
朝は雲に被われていた秋駒山頂部は、次第に晴れてきてくれましたが、上空の雲が消えたのは、午後になってからでした。
横岳まで登っていれば、青空を背景にした白い山頂が見られたのに、残念でした。
先行してスノーシューで登っている人は、横岳に向かっていました。
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予定どおり、大焼砂の大斜面を滑降して、国道46号の国見温泉車道入口に戻りました。
中間のブナ林はスキー滑走が楽しめましたが、国道46号近くの急斜面下部の一部は雪が消えていたため、スキーは担ぎました。
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