三陸の恵みと山の恵みがいっぱいの暮らし。 沿岸エリア

沿岸エリアマップ

DATA

気 候

寒暖の差が少ない海洋性気候。夏はやませの影響があり比較的冷涼。冬は積雪量も少なく温暖。ただし山あいの地域は気温も下がり雪も深い。

暮らし環境

交通

海沿いを三陸鉄道が走り(宮古(みやこ)―釜石(かまいし)はバス運行)、盛岡と宮古、花巻と釜石、一関(いちのせき)と大船渡(おおふなと)が鉄道で結ばれている。また、沿岸各地と内陸部とを自動車専用道路でつなぐ「復興道路」の工事が進んでいる。※一関と大船渡間は、一部BRT区間があります。

買い物

新しいまちづくりが進み「復興商店街」が元気に営業中。市場も多く、新鮮な魚介が手に入る。山間部は道の駅や産直も多い。

医療

地域医療の中核を担う医療機関があり、地域間をつなぐ体制の整備も進められている。

学び

小規模校が多く、地域の特色を生かした教育が行われている。東京大学や北里大学の研究センターなど海洋研究の施設が集まるエリアでもある。

自然

2015年に世界遺産に登録された「橋野鉄鉱山(はしのてっこうざん)」をはじめ「釜石鉄鉱山」「玉山金山」など、沿岸は金属・鉱物資源が豊富で、採掘が盛んに行われていたエリア。「北山崎」「浄土ヶ浜」「碁石(ごいし)海岸」といったリアス式海岸の景勝地、「滝観洞(ろうかんどう)」「種山ヶ原」の自然美、「奇跡の一本松」のような震災遺構など見どころがたくさん。これらは「三陸ジオパーク」にも認定されている。

伝統芸能・行事

虎頭と布をかぶりダイナミックに踊る「虎舞」は、沿岸を代表する伝統芸能。ほかにも国指定重要無形文化財でもある宮古市の「黒森神楽」や、田野畑(たのはた)村の「大宮神楽」、岩泉(いわいずみ)町の「七つ物、七つ踊り」などがあり、地域の神社の例大祭や祭りで披露される。陸前高田(りくぜんたかた)市「けんか七夕」「うごく七夕」など、地元の熱意で震災を乗り越え、復活した祭りも多い。

工芸・手仕事

大船渡市・陸前高田市・住田(すみた)町には「気仙大工」「気仙船匠(船大工)」などの建築・造船技術が受け継がれている。山間部は炭焼きのほか機織り、スピンクラフト、陶芸などの手仕事が根付き、岩泉町には職人のための工房兼ギャラリー「てどの蔵」がある。

食文化

世界三大漁場のひとつ、三陸沖を有する沿岸エリアは、牡蠣、わかめ、ホタテ、サンマ、鮭などの海の幸の宝庫。新鮮な魚介を使った漁師町ならではの豪快で豪勢な料理も多い。一方山間部は冷涼な気候と自然資源を生かした畜産や酪農が盛んで、ブランド肉や乳製品が人気。また、日本酒や醤油、味噌の醸造元もいくつかあり、伝統の技と味を守り継いでいる。沿岸の醤油は甘めなのが特徴。

産業

海側は漁業や水産加工業、山側は農業や林業、畜産・酪農業が多く、自然の恵みとともにある暮らしが根付く。また、生産者による6次化産業も活気を見せている。

トピックス

気さくでノリノリ!
沿岸気質はラテン系?

「寡黙で我慢強い」「人見知りの慎重派」などと表現される岩手県民気質だが、エリアによってその傾向は少しずつ違う。なかでも沿岸は、フレンドリーでオープン、気前もノリもいい人が多い「ラテン気質」。会話のテンポも速くサバサバとしているのが特徴。太平洋を望む開放的なロケーションと穏やかな気候が、ラテンな気質を育てた、という説があるとかないとか…? 大漁旗の鮮やかな色、お祭りや郷土芸能の威勢のよさにも、沿岸ならではの明るさと軽やかさを感じる。

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