わたしの IWATE LIFE 二戸市(にのへし)へIターン

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五日市綾子いつかいちあやこさん
〈神奈川県出身・2017年に移住〉

復興支援で岩手との縁が生まれ、移住体験ツアーで訪れた二戸市にIターン。二戸出身のご主人と結婚し、現在は二戸と首都圏を行き来するに拠点生活を送っている。

いわてと
二拠点生活

営みの一つひとつを愛おしみ、
日々の暮らしを大切に生きていく

都会の便利さに飽き足りた自分に
新しい生き方を示してくれた場所

 大豆から育てて仕込む、自家製の味噌。丁寧に皮をむいてつくる、干し柿。手間も時間もかかるけれど、昔ながらの食や風習を大事に受け継ぐ二戸の暮らし。「その一つひとつがすべて愛おしい」という五日市綾子さんは、神奈川で生まれ育った都会っ子。お金さえ出せばなんでも買えるし、なんでも手に入る…そんな便利な暮らしに「つまらなさ」を感じていた時に、二戸と出会ったのだといいます。
 五日市さんが初めて二戸を訪れたのは、震災後。県北エリアを巡る「移住体験ツアー」に参加したのがきっかけでした。田舎暮らしへの憧れはあったものの、本格的な移住は考えていなかったという五日市さん。しかし、二戸には彼女の心を動かす女性との出会いがありました。
 「蕎麦料理を教えてくれたカヨさんは、大切なことを気づかせてくれました。それは、地域を愛し、食を愛することであり、想いを込めて丁寧に料理をつくること。当たり前のことかもしれませんが、手間を疎かにせず、日々を大事に積み重ねてきたカヨさんの言葉だからこそ、心に響くものがあって」。ああ、なんて豊かな人なんだろう。なんて、かけがえのない暮らしがここにはあるのだろう。都会とは対極にある二戸の暮らしに、五日市さんは惹かれていきました。

都会と田舎の両方の良さを取り入れ
仕事も暮らしも自分らしいスタイルで

 2017年、移住体験ツアーがきっかけで二戸に移住した五日市さんは、その後、二戸出身のご主人と結婚。都内の外資系企業を顧客として、外国製商品のマーケットリサーチや翻訳の仕事をしているため、首都圏と二戸を行き来する二拠点生活を送っています。「東京に出かけて仕事をすると、たくさんの情報に触れられますし、新たな出会いもあります。逆に二戸にいることで、流されることなく客観視できる。どちらにもいい距離感を保てる今の暮らしは、自分に合っていますね」と五日市さん。
 一方、プライベートでは、気の合う友人と「どこでもラウンジ」という活動をしています。これは素晴らしい景色を眺めながら、二戸の食材で作った料理を味わうという楽しい企み。「地元の人は気づかないのですが、二戸って素敵な場所がたくさんあって、それ自体がまずご馳走。風を感じながらおいしいお弁当を食べるって、すごく贅沢なことじゃないかな」。野菜や果物の到来に季節を感じたり、保存食づくりに勤しんだり、都会に住んでいた時よりやることはたくさんある。でも、好きなことばかりだから楽しくて仕方がない。五日市さんは二戸で、日々の営みを愛おしむように暮らしています。

Q&A

Q1岩手の魅力はなんですか?

都会とは比べものにならないくらい、食材が新鮮でおいしい!そろそろりんごだね、さくらんぼだねと、季節の到来を心待ちにしているのも素敵。自然に寄り添って生きている感じがしますね。

Q2これからやってみたいことは?

岩手にはまだまだ知らないまちがたくさんあるので、二戸を足がかりに葛巻や盛岡にも行動範囲を広げていきたいと思っています。知れば知るほど、もっと岩手の暮らしが面白くなりますから。

Q3移住希望者へのアドバイスを!

あまり強く思い込みすぎないで、気軽に行動を起こしたほうがいいですよ。興味のある方向に動いてみて、ダメだったら違う行動に切り替える。最終的な結果が移住になるんだと思います。

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