岩手県工業技術センター技術情報 1995.7(No.7)


目 次

  1. 就任あいさつ
  2. 平成7年度業務計画
    [試験研究業務] [技術指導業務] [依頼業務]
  3. 人事異動
  4. 発明相談日の開設

就任のあいさつ


商工労働部技監兼岩手県工業技術センタ−

所  長   紺 谷 和 夫
 4月2日、日曜の朝8時、茨城県つくば市の家を出発。近くの桜・土浦イン タ−から常磐高速に乗り、一路 北上を開始。いわき〜郡山間の一般道路を走っ た後、東北高速道へ。遅い雪に会うことを恐れていました が、横風が強いもの の道中は運良く快晴。ブラ−ムスと円生(落語)のカセットを道連れに、一人、 530キロ 7時間のドライブで盛岡へやって参りました。県境を越えてからは 岩手山の姿を待ち望んでいましたが、前方に雲が出て盛岡近くになっても一向に 現れません。やがて、右手に三角形の山が見え始めた時、突然 その名を思い出 しました。姫神山です。小学校低学年だった40年余の昔の記憶が蘇りました。
 4月より岩手県工業技術センタ−所長の任に命ぜられております。学校時代 まで、東北、北海道を転々と しましたが、小学校はこの地、盛岡で入学しまし た。懐かしい人生の出発点にもどって仕事が出来ること、寄しくもその櫻城小学 校のすぐ近くに住むことになりましたことは、まことに感慨無量です。
 私は昭和41年に入所以来、勤務地こそ東京からつくばへと変わりましたが 、 工業技術院機械技術研究所 のみで研究生活を送って参りました。元来は内燃機関が専門ですが、最近の 数年は専門色が薄れ、エネルギ−/環境関連研究のマネジメント、言い換えれば 諸事万端のお手伝い稼業に明け暮れておりまし た。私が担当しておりましたエ ネルギ−部は研究テ−マ数、予算とも他部に較べて多く、部員も半数以上 が博 士の元気者揃いで、大変に頼もしい半面、各自のベクトルを揃えて有効な大きな ものとするには苦労もありました。そういった中で、心掛けるべきは縁の下の力 持ちに徹することではないかと思っております。人のお世話、手助けに専心する ことが結局は職務へも実りとして返ってきたと信じます。また、時折り発生 す る難題や力に余る仕事もチャレンジの機会、越えるべきハ−ドルと逃げずに受け 止めて参りました。当 所での私の職責も同様の心得で全うしたいと思っており ます。
 当所は昨年4月に開所して以来、満1年を経たところです。施設、設備には 多額の県費を費やして戴き、産官を通して全国でも第1級の水準にあります。こ れは県および県内産業界の当所に対する期待の大きさ を示すものであり、責任 の重さを痛感致します。国、自治体の別こそあれ、試験研究機関の設置目的は関 連産業界への技術支援と研究開発にあります。技術相談、技術指導など今日現在 の持てる力を十分に活 用することも大切ながら″明日”の技術を開発し、ある いはそれに対応できるよう、常に自らのポテンシャル の向上に努めることが重 要と存じます。経験が浅く、未熟者ですが、精一杯の努力を致す所存ですので、 よろしくご支援ご鞭撻を戴きますようお願い申し上げます。

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平成7年度岩手県工業技術センター業務計画


*印は国庫補助事業

  1. 試験研究業務
    1. 広域共同研究推進事業*
    2. 国際技術創造研究推進事業*
    3. 地域重要新技術開発促進事業*
    4. 加工流通新技術開発事業*
    5. 生活・地域流動研究事業
    6. 食品バイオテクノロジ−研究開発事業
    7. 省力化技術開発研究モデル事業
    8. 地場産業新製品開発支援技術研究事業(3テーマ)
    9. 高温超電導体試作開発事業
    10. 官民共同研究推進事業
    11. 国立試験研究機関共同研究推進事業
    12. 工業技術情報ネットワ−ク形成事業
    13. 技術パイオニア養成事業(9テーマ)
    14. 基盤的・先導的技術研究推進事業(23 テーマ)
  2. 技術指導業務
    1. 技術アドバイザ−指導事業*(140企業:280日)
    2. 技術指導育成事業*
    3. 技術普及講習会(19テ−マ・380人)[技術指導施設設置事業*による指 導を含む]
    4. 中小企業事業団の養成研修参加(4名)
    5. 各種講習会の支援(新技術者研修事業:6テーマ・生活用品振興センタ−:4 テーマ)
    6. 技術相談・指導
  3. 依頼業務
    1. 依頼分析・試験
    2. 設備の利用・開放[ 技術指導施設設置事業*・開放試験室施設設置事業*に よる導入を含む]
  4. 研究者養成業務
    1. 技術パイオニア養成事業
    2. 研究開発研究生の受け入れ(19名)
    3. 研究会活動の参加・支援
    4. 各種学会への参加
  5. 情報提供業務
    1. 技術情報のオンライン検索の代行(JOIS/PATLIS)
    2. 業務報告書・研究報告書の発行(年1回)
    3. 技術関連資料・文献の公開・提供 (日本工業規格・各種専門書 他)

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1.試験研究業務


平成7年度試験研究業務は こちら です。


2.技術指導業務

区分 総務
企画
電子
機械
木工
特産
金属
材料
化学 応用
生物
醸造
技術
食品
開発
技術アドバイザー指導事業 * 講習
連絡会1
16 40 20 15 12 25 12 140
技術指導
育成事業
技術普及講習会* -- 4 5 4 1 1 2 2 19
各種講習会支援 -- 1 4 3 -- 1 -- 1 10
中小企業事業団の
養成研修参加*
2 2 -- -- -- -- -- -- 4
技術相談・指導 30 20 2000 280 420 120 100 70 3040

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技術講習会


指定テーマ

講習会名 定員 担当部
1 インプロセス制御技術 20 電子機械
2 木工加工技術 20 木工特産
3 精密加工技術 20 電子機械
4 鋳造品の高品質化 20 金属材料
5 超精密部品の3次元測定解析技術 20 電子機械

自由テーマ

講習会名 定員 担当部
1 電子応用技術 20 電子機械
2 鋳造技術 20 金属材料
3 非破壊検査技術 2 金属材料
4 材料加工技術 20 金属材料
5 漆工技術 20 木工特産
6 縫製加工技術 20 木工特産
7 ホームスパン技術 20 木工特産
8 デザイン技術 20 木工特産
9 表面処理技術 20 化 学
10 種類製造技術 20 醸造技術
11 味噌・醤油製造技術 20 醸造技術
12 パン製造技術 20 応用生物
13 青果物加工技術 20 食品開発
14 麺類製造技術 20 食品開発


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新技術者研修事業(中小企業振興公社主催)

講習会名 期日 受講料 担当部
1 3次元湯流れ解析研修 H7.7 15,200円 金属材料
2 コンピューターデザイン技術研修 H7.1 15,200円 木工特産
3 軽金属加工技術セミナー H7.7 15,200円 金属材料
4 電子機器のノイズ対策技術セミナー H7.11 15,200円 電子機械
5 パン酵母技術セミナー H7.8 15,200円 応用生物
6 食品の品質管理技術セミナー H7.10 15,200円 食品開発

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3.依頼業務

依頼試験・解放設備の料金などの詳細は こちら です。


4.研究者養成業務

技術パイオニアORT事業の詳細は こちら です。


5.情報提供業務

研究内容の検索は こちら です。

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人事異動

転    出 氏  名 転    出    先
所   長 大山 尚武 ( 工業技術院機械技術研究所 極限技術部長)
総務部主任 後藤 節子 (出納局総務課主任)
総務部主事 今野 善文 (労政能力開発課主事)
企画情報部主事 松澤 一志 (工業課主事)
転    入 氏  名 前          任
所   長 紺谷 和夫 (工業技術院機械技術研究所 エネルギ−部長)
総務部主任 谷藤 和子 (盛岡家畜保健衛生所)
総務部主事 平澤 清峰 (漁港課主事)
企画情報部主任専門研究員 藤原 裕雅 (下水道課主任)

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発明相談日の開設

  社団法人発明協会 では、出願適正化等事業の一環として、昭和59年度から特許庁の委託を受 けて、中小企業等(個人の方も含む)を対象とした工業所有権(特許・実用新案 ・意匠・商標)の個別相談会を前年度に引き続き開催することになりました。
 当岩手県支部では、随時無量相談会を開催しておりますが、弁理士先生によ る無料相談会を下記により開催しますので相談なさりたい方は、当支部までご来 所下さい。

○ 相談時間 午前9時〜12時
○ 相談の先生 丸岡裕作弁理士

相談日 相談日
8月 9日、22日 12月 6日、20日
9月 6日、20日 1月 10日、24日
10月 4日 2月 7日、21日
11月 8日、22日 3月 6日、13日

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