ラークスパーの抑制作型における短日処理の効果

 ラークスパーのサンシャインライラックでは7月中旬以降定植の作型において、育苗期および定植後30日間の短日処理により切花長、切花重の増加が見られ2L品率が向上する。また、開花遅延効果についてみると、定植時期の違いにより差はあるが、短日処理により約10日以上開花を遅延させることができる。

表1 定植後の短日処理が品質に及ぼす影響
定植日 短日処理
の有無
切花長 切花重 茎径 節数 花穂長 分枝数  7月中旬以降に定植する作型では、育苗期および定植後に9時間日長で30日間短日処理(被覆資材:ホワイトシルバー100 被覆時間:午後5時〜翌朝8時)を行うことで切花長、切花重等が増加し品質が向上する。 

 生育期間中は温度管理に注意し、日中は25度以下を目標に管理する。また育苗期間中は、夜温15度での管理を目標とする。
(播種日) (cm) (g) (mm) (節) (cm) (本)
07/09 88.4 24.8 4.6 16.4 30.6 4.2
(06/04) 94.9 26.0 4.8 16.3 31.0 4.7
07/17 99.9 36.9 5.1 18.5 31.9 5.7
(06/20) 95.8 28.3 4.9 16.2 27.5 5.3
08/09 111.7 52.4 5.9 17.7 36.6 5.5
(07/05) 101.9 40.7 5.4 17.2 35.4 5.4





 7月中旬以降に定植する作型では、育苗期及び定植後に30日間短日処理をすることで、2L品の割合が増加し、遅い作型ほどその割合が増加する。

 短日処理が規格別採花割合に及ぼす影響

表2 短日処理が採花期に及ぼす影響
定植日 短日処理
の有無
採花始期 採花盛期 採花終期
 短日処理により、約10日以上開花を遅延させることができ、定植時期が遅くなるほど開花遅延効果は大きくなる。
07/09 08/30 09/06 09/12
08/24 08/28 09/04
07/17 09/13 09/19 10/05
09/05 09/08 09/13
08/09 10/16 10/29 11/13
10/05 10/09 10/18

 担当研究室
 園芸畑作部 南部園芸研究室
 〒029-2206 陸前高田市米崎町字川崎101
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