りんご新わい性台木「JM1」「JM7」の利用法

 りんご新わい性台木JM1」「JM7」を利用し、結実部位2.5m以下の低樹高栽培を可能とするため、品種に適合した台木と地上部台木長の組み合わせについて示した。

 りんごの新しいわい性台木である「JM1」「JM7」は、わい化効果が高く、挿し木増殖性に優れ、果実品質が向上するという利点を持った台木である。そこで「JM1」「JM7」を利用し、結実部位2.5m以下の低樹高栽培を可能とするため、品種ごとに地上部台木長とわい化程度、収量性、果実品質の検討を行い、品種に適合した台木と地上部台木長についてまとめた。
 肥沃土壌において中密植(80本/10a、植栽距離:5×2.5m)で結実部位が2.5m以下を目標とし た場合に適する台木と地上部台木長は以下の通りである。

【 凡例 】 ○:良  △:やや良  ▲:不良  +:強樹勢  −:弱樹勢

 上に示した表は、肥沃な新植土壌での結果であり、改植園や肥沃度が低い土壌では、やや強めの生育を示す台木の組み合わせを選択する。また、植栽距離を5×2.5m以下にする場合には、やや弱めの生育を示す台木の組み合わせを選択する。

 ここでいう土壌肥沃度上位とは、有効土層が深く(80cm以上)、腐植に富む新植地である。土壌肥沃度が中位の土壌や改植園に「ふじ」を植栽する場合は、品質が優れる「JM7」を利用する。

 担当研究室
 園芸畑作部 果樹研究室
 〒024-0003 北上市成田20−1
 TEL. 0197-68-4417  FAX. 0197-71-1083

「研究レポート」H14目次へ
No.171へ No.173へ
トップページへ