搾乳ロボットによる省力管理技術と生産性

 搾乳ロボットを用いることで、搾乳に係る1日当たりの労働時間1/2に減少し、その内容も軽労化が図られた。また、産乳量は乳成分を維持しながら11%増加した。


写真1 搾乳風景

 以下の成績は、搾乳牛60頭規模対応の搾乳ロボットに搾乳牛
20〜25頭を用いて得た。

 なお、比較対照のパーラー搾乳も同頭数の搾乳牛を用いた。

 牛の搾乳ロボットへの十分な馴致を行うことで、牛は自発的にロボットを訪問して、搾乳行動を示す。このことにより、搾乳に係る1日あたりの労働時間は1/2となり大幅に減少する。
 また、作業内容も、長時間ロボットを訪れない牛のロボットへの誘導、ロボットとその周囲の清掃、パソコンを用いた牛の管理データの点検など軽労化が図られる。

 牛は1日あたり約3回自分の意志でロボットを訪れ、搾乳行動を示す。
 従来の1日あたり2回の定時搾乳と比較し約1回搾乳回数が増えることにより、産乳量が約11%増加する。なお、乳成分は維持される。


写真2 レーザーセンシングによるティートカップ装着

 担当研究室
 畜産研究所 家畜飼養研究室
 〒020-0173 岩手郡滝沢村砂込737−1
 TEL. 019-688-7316  FAX. 019-688-4327

「研究レポート」H14目次へ
No.161へ No.163へ
トップページへ