品種 中生もち水稲 餅加工適性に優れた「もち美人(岩南糯19号)」

  水稲「もち美人(岩南糯19号)」は、岩手県では「中生の晩」に属するもち米である。耐倒伏性・耐冷性は「やや強」で、ヒメノモチより優れる。餅食味が良く、餅加工適性に優れる。平成14年から岩手県で奨励品種として採用された。

 表 「もち美人(岩南糯19号)」の主な特性

来 歴

母親:「新潟糯31号」
(後の「わたぼうし」)
父親:「中部糯80号」
交配年:平成3年
育成年:銘柄米開発研究室

◎稈長は「ヒメノモチ」より短い。

◎出穂・成熟期は「ヒメノモチ」よりやや遅く、「こがねもち」より早い。

◎玄米の外観品質は「ヒメノモチ」に近く、「こがねもち」より優れる。

◎餅としての
食味は、「ヒメノモチ」並に良好である。

◎耐倒伏性は「ヒメノモチ」に勝るが、基肥は「ヒメノモチ」並とし、
追肥は減数分裂期とする。

◎「ヒメノモチ」に準じた
いもち病の防除が必要である。

◎穂発芽が"やや易"と「ヒメノモチ」に近いので、
適期刈取りに努める。


写真1 籾と玄米
左から「ヒメノモチ」、「もち美人(岩南糯19号)」、「こがねもち」
写真2 稲体の草姿
左から「ヒメノモチ」、「もち美人」、「こがねもち」

 ◎「もち美人(岩南糯19号)」の栽培適地は、北上川流域の標高250m以下の矢巾・紫波以南である。

 担当研究室
 農産部 水田作研究室
 〒024-0003 北上市成田20−1
 TEL. 0197-68-4412 FAX. 0197-71-1081

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