1999 . 2 発行

      N o.51 岩手県農業研究センター
 
 
飼料用とうもろこし品種「ナスホマレ」
 

 

 国内育成品種「ナスホマレ」は、本県では晩生種に属し、標準品種の「P3352」に比べ、乾物収量、TDN収量とも優る極多収品種である。

表1 発芽からの日数・気温・生育

項   目

ナスホマレ

P3352

出芽期

  10日

  10日

雄穂抽出期

  74日

  77日

絹糸抽出期

  77日

  80日

黄熟期

 131日

 132日

有効積算温度

 1307℃

 1307℃

単純積算温度

 2620℃

 2631℃

稈長

  277cm

  281cm

着雌穂高

  133cm

  145cm

 適応地帯は、県中・県南部の標高500m以下の地域である。
    
表2 収量  (kg/10a)                      写真1 ナスホマレ

項   目

ナスホマレ

P3352

生草収量

 7,436

 7,064

乾物雌穂収量

 1,281

 1,209

乾物茎葉収量

 1,102

   992

乾物総収量

 2,383

 2,201

TDN収量

 1,730

 1,619

適正栽植密度は、10a当たり6,500〜6,000本である。


表3 病害抵抗性(発生率:%)

項 目

すすもん病

ごま葉枯病

黒 穂 病

根 腐 病

萎 縮 病

ナスホマレ

0.3

0.5

10.0

0.1

0.7

P3352

0.4

0.8

3.2

0.0

0.7



 「ナスホマレ」は黒穂病がやや多いが、実用上問題はない。

担当  畜産研究所飼料生産研究室  Zip-code020-0173 岩手郡滝沢村滝沢字砂込737-1  TEL 019-688-4326 FAX 019-688-4327

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