1999 . 2 発行

      N o.50 岩手県農業研究センター
 
 
短日処理による10月出しトルコギキョウの品質向上技術
 

 

  10月出しトルコギキョウ品質向上を図るためには、育苗期に引き続き定植後30日間の短日処理が有効である。
  短日処理における播種適期は、早生品種で4月中旬、中生品種で4月上〜中旬である。

 

図1 短日処理による採花時期 (1996年,1997年平均)

【採花時期】
@短日処理により、F1早生品種で2〜3週間、 F1中生品種で2〜4週間程度、採花時期が遅れる。
A定植後の短日処理を実施した株の採花時期は、約2週間後に播種して、定植後の短日処理を実施しない株とほぼ同時期となる。
【短日処理の方法】
@被覆資材は、高遮熱・遮光フィルムを用いる。
A育苗期及び定植後30日間、午後5時から翌朝午前8時まで被覆する。
B被覆方法は、トンネルまたはカーテン方式とする。

図2 播種時期と短日処理の有無による切花品質の
  対比(1997年 あずまの漣)

図3 播種時期と短日処理の有無による切花品質
   の対比(1997年 あすかの粧)

 定植後の短日処理により、「あずまの漣」は、同時期に播種した無処理の場合及び2週間後に播種した無処理に比べ、品質が向上する。

 定植後の短日処理により、「あすかの粧」の場合は、2週間後に播種した無処理に比べ品質が向上する。

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