1999 . 2 発行

      N o.48 岩手県農業研究センター
 
 
水稲品種「ユメコガネ」の生育・栄養診断基準と栽培法
 

 

 水稲品種「ユメコガネ」について、収量・品質安定化のための生育・栄養診断基準を策定し、栽培法を示した。

 


 安定して80%以上の登熟歩合を確保するためのu籾数は、33千粒程度が上限と考えられる。
 また、1.7mm精玄米収量570kg/10a以上(1.9mm精玄米収量540s/10a以上)を確保するためには、u籾数29千粒以上が必要である。
     図1 籾数と登熟歩合及び収量


 基肥窒素量を少肥(4kg/10a)にすると、目標u籾数を確保できない場合がある。
 また、多肥(8s/10a)では籾数は過剰となり、稈長が伸びて倒伏の危険性が高くなるので、「いわて26」並の標肥(6kg/10a)とする。


図2 基肥窒素量とu籾数及び稈長・倒伏      


 追肥が可能となる幼穂形成期窒素吸収量は5.0〜7.0g/u(葉色はカラースケールで5.4〜5.7,葉緑素計で42〜46)である。
 なお、幼穂形成期の追肥は、その後の気象状況などを勘案した上で実施する。
     図3 幼穂形成期窒素吸収量とu籾数

担当  県北農業研究所 やませ利用技術研究室、営農技術研究室  Zip-code028-6222 九戸郡軽米町大字山内23-9-1  TEL 0195-47-1070 FAX 0195-49-3011

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