1998 .11 発行

      N o.47 岩手県農業研究センター
 
 
牧草リードカナリーグラス品種「パラトン」「ベンチャー」
 

 

 リ−ドカナリ−グラスは、草生維持が容易であることから作付けが拡大しているが、普通種は家畜の嗜好性がやや劣ることが欠点である。
  低アルカロイド品種の「パラトン」、「ベンチャ−」には、普通種と同等の収量性があり、家畜の嗜好性が良く、良質粗飼料生産に役立つものとして期待される。

 

表1 収量             (3ヶ年平均:kg/10a)


項目

パラトン

ベンチャー

普通種

生草収量

7,846

7,200

7,332

(指数)

(107)

( 98)

(100)

乾物数量

1,452

1,343

1,381

(指数)

(105)

( 97)

100)

  「パラトン」「ベンチャ−」は、普通種と同等から優る収量性がある。

表2 採食量比較            (福島畜試H3:kg)

項目

パラトン

ベンチャー

普通種

1番草( 1)

 125.8

 117.1

  53.1

2番草( 1)

  85.0

  11.3

   0.0

3番草( 16)

1,145.5

1,091.8

 406.5

 
 
注):( )内は採食時間

 

 

 いずれの時期においても普通種より採食量が多い。

写真1 リードカナリーグラス 

表3 ロールベールサイレージ(450kg)の採食量比較                    (kg)

項  目

比較1

比較2

比較3

比較4

生育時期

出穂前

出穂期

出穂前

出穂期

出穂前

出穂期

出穂前

出穂期

残  量

0

100

0

0

0

430

0

160



出穂後は急速に嗜好性が低下するので、1番草は出穂前の刈り取りを徹底することが必要である。

 

担当  畜産研究所飼料生産研究室  Zip-code020-0173 岩手郡滝沢村滝沢字砂込737-1  TEL 019-688-4326 FAX 019-688-4327

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