1998 . 8 発行

      N o.42 岩手県農業研究センター
 
 
高品質肉用鶏「南部かしわ」の長期安定出荷技術
 

 

  「南部かしわ」に、4週齢から添加剤を含まない高タンパク・高カロリー飼料である仕上げ用飼料を給与することにより、雄の7割以上、雌の5割以上が出荷基準日以前中抜き出荷でき、フレッシュ肉の長期・安定供給が可能となった。

表1 給与飼料の成分と衛生プログラム                     (単位:%,Kcal)

 日   齢

1   28   70 出荷7日前 出荷  衛生プログラム

仕上げ飼料区

前 期

仕 上 げ

マレック     0日齢

栄養剤  1、26〜28日齢

抗生剤     1〜3日齢

NB生ワク    4、25日齢

出荷基準日

  雄:14週齢,雌:16週齢

慣行飼料区

前 期

中 期

後 期

仕上げ

粗たん白質

21.0

18.0

15.0

18.0

粗脂肪

3.5

2.5

2.5

5.0

代謝エネルギー

2,950

2,800

2,750

3,170


 
注) 慣行飼料区では出荷まで4種類、仕上げ飼料区では2種類の飼料を給与
        ワクチンなどの衛生プログラムは28日齢までに完了する

高品質肉用鶏 「南部かしわ」


表2 長期・安定出荷に対応できる羽数の割合                     (単位:%,円)

項目(羽数)・週齢

12

13

14

15

16

17

18

飼 料 費

仕 上 げ

飼 料 区

(30)

20

53

24

3

 

 

 

197

(31)

 

 

28

28

17

10

17

220

   

飼 料 区

(29)

 

 

71

19

10

 

 

185

(28)

 

 

 

 

54

29

17

215


注) −内は雄2.6kg、雌2.2kg以上に達し、早期に出荷できる割合
   飼料費は生体1kg生産のための費用

 雄では出荷基準日(14週齢)前の12、13週齢から73%が出荷でき、雌では出荷基準日(16週齢)前の14、15週齢で56%が出荷できる。
 なお、収容する鶏舎は、雛を導入する都度、水洗、乾燥、消毒、乾燥を徹底する。

担当  畜産研究所家畜育種研究室  Zip-code020-0173 岩手郡滝沢村滝沢字砂込737-1  TEL 019-688-4326 FAX 019-688-4327

掲載された全ての内容の無断利用を禁じます。
Copyright ; Iwate Pref. Japan.

for Report Index Page Before Report Next Report