1998 . 9 発行

      N o.41 岩手県農業研究センター
 
 
アブラムシ忌避資材によるリンドウモザイク病の防除技術
 

 

 リンドウモザイク病は、アブラムシによって伝搬されるキュウリモザイクウイルス(CMV)による病害で、近年、県内で広く発生している。
 アブラムシの忌避資材である防虫テープを使用し、アブラムシの飛来を抑制することによってリンドウモザイク病の発生が軽減できる。

 


 防虫テープ(市販の巾50mmのもの)を使用し、地際から50cm間隔に、茎葉がはみでないように設置する。

 また、テープの本数及び間隔はリンドウの背丈によって調節する。
写真1 防虫テープ使用方法

 

図1 防虫テープによるアブラムシ忌避効果
   (6月下旬以降殺虫剤無散布)
図2 ほ場でのウイルス症状株の推移
   (平成6年定植、防虫テープ平成7〜9年設置)
  防虫テープ使用区では、有翅アブラムシの飛来及び寄生がほとんど認められない。   防虫テープ使用区は、防虫テープ無使用区より発病株率が低い。

図3 リンドウウイルス病の感染経路模式図 ((財)岩手生物工学研究センター)


 リンドウモザイク病は、CMVを保毒した有翅アブラムシが飛来し、吸汁することによって伝染する。
 また、採花や刈払い時に使用する刃物によっても汁液伝染する。

担当  生産環境部病害虫研究室  Zip-code024-0003 北上市成田20-1 TEL 0197-68-2331  FAX 0197-68-2361

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