1998 . 6 発行

      N o.26 岩手県農業研究センター
 
 
切り花用りんどう品種「ポラーノブルー」
 

 

  本県の花きはりんどうが主であるが、販売額は1994年をピ−クに低下しており、需要拡大のための品種開発が求められている。「ポラ−ノブル−」はササリンドウ系とエゾリンドウ系の交配によって作出された栄養繁殖系の品種であり、スプレ−タイプで花冠先端が外反転し、アレンジメントホ−ムユ−スの需要が期待できる。

表1 品種特性(4年株調査、平成7年)

 

開花期1)

開花順序

花冠の色2)

花冠先端

 

(月・半旬)

 

内面上部

 

の転回

ポラーノブルー

9・5

下から

濃紫青

鮮青紫

外反転

 

 

 

(No.7607)

(No.8005)

 

ジョバンニ

9・2

下から

鮮青紫

鮮青紫

やや外反転

 

 

 

(No.8005)

(No.8005)

 

アルビレオ

10・2

 

鮮青紫

暗青紫

外反転

 

 

 

(No.8005)

(No.8007)

 

花数の

草丈

茎の太さ3)

茎の強さ

茎の色4)

節間長5)

多い位置

(cm)

 

 

 

 

下部

113

 

 

 

 

 

 

上部

110

 

 

 

 

 

 

下部

110

 開花期は育成地の北上市付近で9月下旬〜10月上旬であり、既存品種「ジョバンニ」、「アルビレオ」のほぼ中間に開花する。
 茎全体に側枝が発生し(1茎当たり25本程度)、中位に長いものがつくスプレ−タイプの品種である。
花色は青紫色で、高温時には花冠先端が外反転する特性を有している。

注 1)開花期:全体の50%が開花した時期
2)花冠の色:日本園芸植物標準色票による
3)茎の太さ:草丈の1/2の位置
4)茎の色:上部節間の色
5)節間長:上部節間の長さ

    
写真1 花冠の形状                                  写真2 側枝の発生状況

 


担当  園芸畑作部花き研究室  Zip-code024-0003 北上市成田20-1 TEL 0197-68-2331  FAX 0197-68-2361

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