第1展示室 「農業れきし館」
生きた農具を通して、岩手の農業の歴史と人々の生活と文化を探る

 岩手県は広大な土地を有し、各地域でそれぞれの風土に合わせて特色ある農業が営まれてきました。
 第1展示室では、この岩手の風土を背景に育まれてきた農業の歴史と作業の様子、そして人々のくらしを感じることができます。
 特に、稲作・畑作に使われた圧倒的な農具の展示は、機能面だけでなく洗練された美しさすら感じることができます。
 この展示室で農具の新しい側面にふれてみてはいかがでしょう。

 米づくりには多くの手間がかかりますが、その作業に用いられる農具を、苗づくり・たがやす・うえる・そだてる・かりとる・わけるつめるの作業順に、その使い方がわかるように展示しています。

 岩手の農業の歴史は、冷害による凶作と飢饉との闘いでもありました。その中で人々は、様々な知恵を出して生きてきました。
 ここではそうした歴史と、江戸時代以降様々な形で農業の発展に尽くした人々の足跡を紹介しています。

 農家の日常生活で使われた道具を、農家の間取りをイメージにした空間に展示しています。季節や行事に合わせて展示替えをしています。
 展示室中央では、昭和初期の米づくりの様子を、資料と映像を連動したシアターによってわかりやすく紹介しています。

 岩手県には、馬に関する地名が多く残っていることからわかるように、古くから馬産県として知られ、馬は貴重な労働力として、家族同様に大切にされてきました。
 これら馬を育てるための道具を中心に展示しています。

 今でこそ岩手の農業は稲作が中心となっていますが、以前は冷涼な気候と風土から、雑穀類を中心とした畑作物が主流でした。
 それにともなって、育て方にも独特の方法が用いられていました。

 岩手県は、地域ごとに気候・風土が異なるとともに、その中で特色ある独特の農業と食文化が築かれてきました。
 ここでは大きく奥羽山系・北上川流域・北上山系・三陸沿岸の4つの地域に分けてそれぞれの農業と食文化の特徴を紹介しています。
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