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たまねぎ初冬どり新作型の開発に向けて 〜 新たまねぎの収穫を行いました
県北農業研究所園芸研究室

写真1 セルトレイでの育苗(6月)
 今回は、園芸研究室で取り組んでいる「たまねぎ初冬どり新作型」の研究について紹介します。

 一般的なたまねぎ栽培では苗を定植しますが、当作型では3月からセルトレイで育苗した球径2cm程度のセット球(写真1、2)を用います。定植を8月上旬に行い、11月上旬に収穫を行います。セット球を用いて冬季に新たまねぎを収穫する栽培法は暖地を中心に行われており、近年、東北地域でも取り組みが始まっています。
 このため、岩手県での作型の確立に向けて育苗条件や本圃での定植時期、施肥量などの試験を行っており、現在収穫調査を実施中です(写真3)。

 11月から12月にかけては、新たまねぎの出荷量が少なく高単価が期待できます。また、春まき作型など他の作型との組合せにより、出荷時期の拡大につながる可能性があるため、中山間地域など小規模圃場での収益性向上に寄与する技術となることを期待しています。

 園芸研究室では、今後もたまねぎ初冬どり新作型の確立に向けて研究を続けていきます。
 
(専門研究員 細越 翔太)

写真2 育苗終了時(7月)
球径2cm程度のミニたまねぎに生長

写真3 収穫時のたまねぎ(11月)
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