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自脱型コンバイン収穫で機械コスト低減へ 〜 短稈&多収アワ品種育成の取り組み
県北農業研究所作物研究室
 アワの収穫では一般に大型の普通型コンバインが使われますが、稈長(草丈の長さ)が低いアワであれば倒伏が少なく、水稲や麦の収穫で利用される自脱型コンバインでロスの少ない収穫が可能となり、普通型コンバインに比べ機械導入コストが下がることが期待できます。

 そこで、県北農業研究所では、イノベーション創出強化研究推進事業を活用し、(公財)岩手生物工学研究センターや実需者と連携して、稈長が低く、多収で機能性成分を多く含むなど優れた特性を備えたアワ品種の開発を進めています。

 折爪岳の紅葉が進む10月17日、県北農業研究所内の圃場において、育成中の短稈アワ系統の自脱型コンバインによる収穫試験を行いました。短稈アワ系統は「ゆいこがね」に比べ稈長は約20%低く倒伏もほとんどなく、収穫時のロスも低く抑えることができました。また、グレンタンクからの排出もスムーズに行えることが確認できました。

 今後は収穫ロスについてより詳細な調査を行い、短稈アワ系統の自脱型コンバイン収穫の特徴を明らかにしていく予定です。
 
(主任専門研究員 高草木 雅人)

写真1 短稈系統のコンバイン収穫調査の様子

写真2 グレンタンクから排出されたアワ
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