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飼料用水稲品種「たわわっこ」の現地検討会を開催しました
県北農業研究所作物研究室
 平成30年から本格的に栽培が始まった飼料用水稲「たわわっこ」は、多収で倒れにくいという特性をもった早生品種です。県北農業研究所では平成29年度から「たわわっこ」の実証圃を設置して、安定多収のための栽培法を検討し、平成30年度に研究成果としました。

 「たわわっこ」は、平成30年産の作付面積が約1,150haであり、県内の飼料用米面積の約3割を占めています。主に県北地域で栽培されていますが、県央や県南地域でも作期分散が可能な早生品種のため、直播や遅植え等で徐々に面積が拡大しています。

 この「たわわっこ」の品種・栽培特性等を関係機関の担当者にも広く知っていただき、さらなる普及拡大の一助としてもらうことを目的に、9月20日に現地検討会を開催しました。当日は実証圃生産者、市町村や農協の担当者、普及センター等から23名が参加しました。

 検討会では、県北農業研究所内と軽米町の現地実証圃の計3ヶ所を見ながら、品種・栽培特性等を確認しました。実証圃で栽培を行った生産者からは、「たわわっこ」は倒れにくいため実証圃以外の圃場も普及の指導どおり窒素施用量を多くして栽培しており、収量が期待できそうな草姿をしているので、収穫が楽しみだとの感想を話していただきました。

 今後県北農業研究所では、「たわわっこ」の「栽培マニュアル」を作成する予定であり、現地指導に活用していただくことを通して農家の所得向上を支援していきます。
 
(専門研究員 下川原 智)

写真1 成熟期直前の「たわわっこ」の穂

写真2 「たわわっこ」の生育状況を確認する参加者
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○らぼ・れたあH30-No.35「飼料用水稲新品種『たわわっこ(岩手122号)』の現地検討会を開催!
○研究レポートNo.825「倒れにくい早生の飼料用米うるち水稲新品種『岩手122号』」(PDF
 
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