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日本短角種現場後代検定の枝肉調査が始まりました
畜産研究所家畜育種研究室

写真 「高笹辰」産子の枝肉写真
(撮影日:平成31年2月25日、於・ 「いわちく」)
 今回は、岩手県が日本短角種種雄牛づくりの一環で取り組んでいる、現場後代検定について紹介します。

 日本短角種は、北東北、北海道を主産地とする和牛4品種のうちのひとつで、その肉質は、黒毛和種の霜降り肉とは異なり、赤身であり、牛肉本来の味が楽しめます。日本短角種の課題として、皮下脂肪が厚くなりやすく、可食割合が少ないことなどがあげられ、今後改良していく必要があります。

 現場後代検定は、種雄牛候補の産子を肥育し、牛肉の成績から父牛(種雄牛)の産肉能力を推定する検定方法です。肥育は、1種雄牛あたり20頭程度で行うこととしており、うち16頭は一般の肥育農家の牛舎で行われますが、精密なデータを確保するため、4頭は県の畜産研究所で肥育します。

 今春より、平成26年に生まれた種雄牛の産子たちの枝肉調査が始まりました。やがて父牛である種雄牛の産肉能力が明らかになっていくので、成績の優れる種雄牛を選抜し、広く活用することで、効率よく日本短角種の改良を行っていきたいと考えています。
 
(主査専門研究員 安田 潤平)
関連記事・成果
○らぼ・れたあH29-No.63「日本短角種産肉能力検定(現場後代検定)が始まりました
○研究レポートNo.870「日本短角種産肉能力検定(現場後代検定法)成績」(PDF
 
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